@article{oai:kiu.repo.nii.ac.jp:00000829, author = {大形, 里美 and OHGATA, Satomi}, issue = {9}, journal = {九州国際大学国際・経済論集, KIU Journal of Economics and International Studies}, month = {Mar}, note = {ハラール対応に関して日本語で書かれた解説書やウェブサイトには、製造過程においてアルコールが使用された食品、化粧品、医薬品などの全てが「ハラム(禁忌)」であることを示唆する内容の情報が多く見出される。しかし、グローバルな視点から見れば、こうした情報はバランスの取れた情報とは言い難い。現在、世界をリードする国際的なハラール認証機関のほとんどが、「非ハムル」(酒以外)の工業用エタノール(合成アルコール、および発酵アルコールからなる)は、宗教的に清浄であるとして、医学的に有害でない限り、原材料、加工助剤などとして最終製品における残留アルコール濃度を定めて使用を認めている。  日本国内におけるハラール対応を不要に難しくすることがないよう、また日本の産業界が世界のハラール市場から孤立することがないよう、アルコールについてバランスの取れた情報を社会で共有していく必要がある。}, pages = {79--110}, title = {ハラール基準に関する誤解を解く ―「ハラール」のアルコールとは―}, year = {2022} }